コラム

妊婦は狙われやすい?ニューヨークの地下鉄でかばんをひったくられそうになった事件。

妊婦さんはひったくりのターゲットである

ニューヨークの地下鉄でひったくりに遭遇!

 

筆者が第一子の妊娠後期の出来事です(2012年春)。

当時マンハッタンにある職場まで地下鉄で通勤していたのですが、グランドセントラル駅(略してグラセン)で乗り換えの電車を待っている数分間にその出来事は起こりました。

筆者は黒い鞄を肩からかけて持っていたのですが、荷物が多くて入りきらず、プライベートの大事な書類が入った封筒がちらっと見えるくらいパンパンな状態でした。

筆者の前職柄、普段は会社のパソコンを持ってクライアント先に出向くのですが、たまたまその日は勤務先のオフィスで仕事だったので幸いパソコンを持ち歩いていませんでした。

乗り継ぎの電車が来るまでの2-3分の間にその出来事は起こりました。

 

誰かが後ろから私のかばんの肩ひもを引っ張る人がいるじゃないですか!?

 

一瞬、誰か知り合いなのかなと自分が思い出せる限り脳をフル回転してその人を思い出そうとしたのですが誰かわかりません。

もしやLAに住んでいた時の知り合い?

それとも、ニューヨークで会ったことある??

それとも、私を誰か他のアジア人と勘違いしている???

 

などと色々思い出そうとしていた次の瞬間、

 

私のかばんを思いっきり両手で引っ張るじゃないですか!!

 

私も訳がわからず、かばんを取られないよう必死です!!

 

そして次の瞬間、かばんごとひったくるのは無理だと判断したのか、私のかばんから少しはみ出ていた白い封筒をパッとその男性は盗んで階段を素早く掛け上がって行きました。

その光景を目にした白人男性が”Hey!!っと言って私の代わりに階段を駆け上って行ってくれたのですが、妊娠8ヶ月の私はその階段を走って駆け上る気力がありませんでした。

私は3秒くらいその場に留まり、諦めかけていたのですが、もしかしたらあの白人男性が捕まえてくれてるかもしれない!っという変な望みを持って階段を上がりましたが、通勤時間のマンハッタンのど真ん中の駅でその二人を見つけられるわけもなく、その日はいつもだったらうじゃうじゃいる警察官もすぐには見当たらなかったのでそのまま会社に出社しました。

警察にひったくりを報告

その日夕方6時半くらいまで仕事をし、地下鉄で帰る時に警察が数名スタンバイしていたので今朝の出来事を話すと、

“Why didn’t you report us right away?! ”
(何ですぐに報告しなかったの?!)

と言われ、

“There is nothing we can do.”
(何もできないよ。)

と言われました。

まぁそうだよなと思い帰ろうとしたら警察の一人が、

“You know what. Union Square is where we monitor all the stations, so I can take you there if you want us to find the guy.”
(あのさ、ユニオンスクエア駅で地下鉄にあるカメラのレコードが管理されているから、もしその泥棒を探したいんだったら連れていってあげるよ。)

と言うので、そんなカメラで見つかるのかなともう結構どうでもよくなってきたのだけど、ポリスの車に乗れるしまぁ見つからなかったらすぐ帰ればいいさという安易な思いで警察の車に乗り込みました

NYポリスカーに乗った感想

実はアメリカのポリスカーに乗るのは人生2度目ですが(笑)、1度目は大学3年生の時、サンタモニカビーチ付近で強盗にあった時。

安全の為、筆者が停めていた車まで警察の車で連れて行ってあげると言うので、後部座席に友人と乗せてもらいましたが乗り心地は悪かったです!!

やはり犯人が乗る座席なのでクッションじゃなくプラスチックみたいな硬い座席でした。笑

NYポリスカーの乗り心地もLAの時を想像していたのですが、意外とクッションがあり良かったです。車種によって多少違うのでしょうけど。

 

犯人は見つかったのか?

問題の犯人探しですが、そもそもそこまでする価値はあるのか。

もうその時既に夜8時近くなっていました。

Union Square駅内にある警察署では、他にも数名トラブルを抱えており警察に助けを求めていました。モニターを見るのは警察しかできないのですが、事件が起きた時間帯と実際に起きた場所を細かく伝え、待つこと約1時間半。

もう妊婦のお腹はペコペコです。既に夜9時半を過ぎていました。

警察官はモニターと睨めっこするも、グラセンは人が多い駅でしかも朝のラッシュアワーなので見つけるのも一苦労。。。

もう耐えられなくなった私は、警察にもう諦めるわと言って帰ることにしました。

 

エェッ?!ここまできてそんなアッサリ諦めるの?!って思ったかもしれませんが、妊娠中はお腹が空くと我慢できないんです。筆者の場合は妊娠中じゃなくてもですが。。。

結局、盗まれた白い封筒の中身って何だったのか。

 

白い封筒の中身とは


犯人は白い封筒の中に現金が入っていると想像していたのでしょうが、実はその封筒の中身はグリーンカードを申請する際の書類が入っていただけでした。しかし、既に記入済みのものなので、Social security numberやありとあらゆる個人情報が記載された筆者にとっては大事な書類でした。

アメリカではsocial security numberや住所など必要な情報が揃えば誰かに成りすましオンラインでクレジットカードを開設するのは容易です。

 

不安が募り、すぐにidentity theftのプロテクションの申請をしました。

この時使った会社はExperianです。

最初の30日間は無料で利用でき、その後は$9.99/monthかかります。

数ヶ月だか様子を見て、誰も筆者のsocial security numberを利用して悪さをするといった動きが無かったのでidentity theftのプロテクションをやめました。

最後に

初めての妊娠生活でまさか自分がひったくりに遭遇するなんて思ってもいなかったので、この出来事はかなりショックでした。

もし普段車での生活であればこのような被害にはあまり遭遇しないのではと思いますが、マンハッタンのように地下鉄、バス、徒歩での移動が多い場合は妊婦さんはいつも以上に狙われる可能性があると思っていた方が良いのではと思いました。

何か盗まれても思いっきり走れないですからね。

また、反省点としては、鞄から荷物が溢れる程ものを詰め込んでいたので、その時たまたま遭遇したお金に困っている人を封筒で誘惑してしまったのがいけなかったです。

妊婦さんを怖がらせるつもりで筆者の出来事を書いたのではないですが、世の中にはそういう泥棒がいるという事を忘れないで下さい。

 

 

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