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星野リゾート トマム ザ・タワー と雲海テラス
先日、北海道にある星野リゾート トマムの雲海テラスを目当てに、
東京から札幌まで飛行機で行き、札幌市内からは車で2時間程ドライブしてトマムに行って来たのでレポします。
雲海(うんかい)とは、漢字の通り雲が海のように拡がっている状態の事を言いますが、富士さんのように高い山などからも見られる事があるそうです。
この記事では、筆者が実際に体験したトマム旅行を元に正直な口コミを書いていますので、雲海を見に行きたい方は是非参考にしてみて下さい。
星野リゾート トマム ザ・タワー の口コミ
星野リゾート トマムの敷地内には細長いホテルが4つ立ち並んでいますが、そのうちの二つがトマム ザ・タワー で、もう二つはリゾナーレトマムです。
トマム ザ・タワーに宿泊
筆者が今回初めて宿泊したのは左側のカラフルな色のトマム ザ・タワーのTowerIIなのですが、37階建てのうちの36階に泊まったので眺めが凄く綺麗でした。
なんと、部屋から外にいた牛3頭を発見!!
実際に宿泊した部屋のマスタールームはこんな感じ↓
子連れ家族のお客が多いせいか、赤ちゃんや小さな子供と一緒でもベッドから落ちる心配の無い低床ベッドも一部設置されていましたので、我が家にはちょうど良かったです。
子供達の寝るベッドは、綺麗な状態の写真を撮る前に子供達に荒らされてしまいシャッターチャンスを失いましたが、
↓こんな感じのベッドが二つ設置されていました。
出典: 星野リゾート
ホテルの予約自体は星野リゾート トマムの公式サイトから取るのがベストレートらしいですが、時期によっては楽天トラベル の方が良いレートがあるかもしれないので一応チェックするのをオススメします。 筆者の場合はたまたま勤務先の会社の福利厚生に星野リゾートが含まれていた為、激安の会員価格でスイートホテルに宿泊する事ができました。
会員価格だと朝食や雲海へのゴンドラチケットは別途支払わなくてはいけないのですが、ファミリーツインルームだと一人3,700円、スイートルーム(展望ジェットバス・サウナ付)で一人8,600円で宿泊できちゃいました(2018年8月時点)。
もし会社の福利厚生に含まれている人は絶対利用するべきです!
ホテルのサービスはイマイチ?
トマムのエリア自体あまり日本人人口の少ない所のせいか、ホテルやレストランで働いている従業員の多くがアジア系の外国人でした。
私の推測では、夏休みの時期でもあったので留学生の短期アルバイトが多かったのではと思います。その為、日本語の能力があまり高くなく、一緒に泊まっていた私の母は滞在中何度かイライラしていました。
しかし、中国や台湾系の観光客が目立っていた事もあり、中国語が話せるスタッフの増員に力を入れていたのではと思います。
<筆者が感じたホテルの良い点・悪い点>
良い点
- ホテルに到着すると同時にhershey’sのアイスで出迎え。子供達は大喜び。
- 部屋の中は清潔感あり、トイレや寝具はまだ新しい感じだった。
- 赤ちゃんや小さな子連れへの部屋の配慮が良かった。
- 夜の5分間打ち上げ花火、スモア、ホットレモネードサービスあり。
悪い点
- 午後3時にチェックインできるはずが清掃の遅れでチェックインに遅延発生
- フロントスタッフのコミュニケーション能力に問題あり(人手・研修不足)。
出典: 星野リゾート
星野リゾート トマム どっちのホテルに泊まるか迷ったら
トマム ザ・タワーとリゾナーレトマムのどっちに泊まったら良いか迷っている人には、トマム ザ・タワーをお勧めします🌟
下記の地図のようにトマム ザ・タワーの方が雲海テラスへ行くゴンドラ、レストラン、外でのアクティビティー施設に近いので何かと便利です。
ミナミナビーチ(室内プール)やゴンドラまでは施設内を走っているシャトルバスで移動するか徒歩になります。
出典: 星野リゾート
トマム お勧めレストラン(子連れ)2選
トマム内には意外と多くのレストランやカフェがあるので、これを食べたい!っていうのがハッキリしていないとだらだらしてしまい当日行ったら予約で既に満席という事態に。。。
あれもこれもちょっとずつ食べたいって人はビュッフェダイニングがお勧めですが、一番人気で予約で既に満席になっていたのはhal-ハルでした。
① hal-ハル トマムのお勧めレストラン
出典: 星野リゾート
ハルは朝食とディナーがありますが、ディナーは予約で満席だった為、二日目の朝食に利用しました。
ハルの値段は高めですが、ディナーはカニ、サーモン、ステーキなどガッツリ食べたい人にはもってこいですね。
メニューの内容は時期で変わりますのでwebsiteで確認して下さいね。
② ニニヌプリ- 子連れで気軽に行けるトマムのレストラン
出典: 星野リゾート
森のレストラン・ニニヌプリのディナーは子連れには最高でした❤️
予約は取らないので、好きな時に気軽に入れます。
料理は期待しないで行ったのですが、ラムステーキが美味しかったり、ビールも1,200円で3種類飲み放題できたりと子供も大人も満足できるディナーでした!
そして、他のビュッフェダイニングでも是非取り入れて欲しいと思ったのが、
このままらくだビュッフェカートです!!
出典: 星野リゾート
ビュッフェの嫌いなところは、まだ子供が小さいと大人が一人ずつ取りに行かなくてはいけないので、子供の分を含め2往復3往復しないといけないんですよね。
でも、このカートがあると子供と一緒に食べ物を取りに行けちゃうのですっごい便利なんです!
帯広市内の製作所と共同開発したらしいですが、全国展開して欲しいです!!
トマムのお勧めデザート
GAOアウトドアセンターの入り口付近にあるMilk Standのトマムシェイクが凄く美味しかったのでお勧めです!
子供達とシェアしましたが、ソフトクリームはさっぱりした味で一気に食べ尽くしてしまいました。
他にコーヒー味もありました(写真右)。
トマム ザ・タワーのTowerIとIIの見た目ソックリに作られていて可愛い。
出典: 星野リゾート
トマムの雲海が見られる確率
星野リゾート トマムのサイトや旅行会社は、
「トマムに来ればこんなに綺麗な雲海が見れる!!」かのように堂々と宣伝していますが、
実際に雲海が見られる確率はこれでもかってくらい低い事に後で気付く事が多いと思います。
特に中国や他の海外から来ている観光客からしたら物凄いダメージ。。。
雲海が見られるかどうかは天気次第!!
自然現象だから仕方ないけど、遠くから来ている人は明日雨だから飛行機キャンセルしようってできないわけですよ、、、。
雲海予報で雲海の見られる確率をチェック
毎日午後3時頃に翌日の雲海予報が発表されるのですが、
実は雲海を見れる確率はだいたい30~40%とかなり低〜い!!
そして、雨など天候が悪いと雲海テラスへのゴンドラ自体が休止になります。
出典: 星野リゾート
ホテルからゴンドラへの乗り場まではシャトルバスか徒歩で行けるのですが、早朝4:30amの始発だと混み合うとの事だったので5時半頃シャトルバスに乗りました。
そして、実際に筆者が雲海テラスへ行って見た景色は雲の上ではなく雲の中(霧)。
ゴンドラで地上に降りると晴れているのに雲海テラスに来ると雲に覆われているという始末。。。
早朝4時起きで最新の雲海予報をチェックし朝5時半過ぎにゴンドラに乗った結果です。
結構寒かったので写真にもある青いコートを借りました(無料レンタル)。
雲の郵便屋さんで郵便を出している人もいました。
今年はお盆の前くらいから一週間以上雨続きの天気でゴンドラ運休が多々あり、雲海を見に行く日がちょうど雨が降っていない時に重なっただけでもラッキーといった感じでした。
過去一週間の雲海発生状況はトマムのWebsiteで見られるのですが、このようにゴンドラ運休の日もあるのです。
出典: 星野リゾート
皆こういうの↓を期待してトマムに行くのに、
出典: 星野リゾート
実際に行ったらこんな感じでガッカリ↓
人にはモザイクかけてます。
とにかく景色は真っ白で、あまりもの寒さに息子がリタイア。
ゴンドラに乗って地上に降りると暑く気温の差が激しい。
まぁそんな感じで、トマムの雲海だけを期待して行ってはいけないという事です!!
でも、雲海は見れなくともトマムの施設にはたくさんアクティビティがあるので、退屈になる事はありません(←自分に言い聞かせて雲海の事は忘れる)。
トマムに到着した1日目が雨だったので、雨の日でも入れるミナミナビーチに行きました!
雨天の日のアクティビティ
トマム施設内にあるミナミナビーチは赤ちゃんから大人まで一緒に入れるウェイブプールです。
ホテルからはシャトルバスで簡単に来れます。
プールで遊べる色々な遊具も有料レンタル可能で、我が家の子供達は大きな丸いボートやらバイクのような乗り物などに乗って楽しんでいました。
出典: 星野リゾート
時々waveが来るので皆盛り上がってました。
ミナミナビーチの建物内から温泉に行けるのですが、温泉自体は露天風呂が一つあるだけでした。
ホテルへ戻る際、シャトルバスからバンビーの家族に遭遇し、大自然にいることを再実感。
晴天の日のアクティビティ
出典: 星野リゾート
外でのアクティビティはラフティング、カヌー、乗馬、ナイトサファリカートツアー、熱気球フライト、森の探検、ピクニック、釣り、テニスなどなど豊富にあります。
しかし、我が家は2才の娘と5才の息子に合わせてできるアクティビティを探さなくてはいけないのでかなりできる事が限られてしまうのですが、実際には2才から出来るラフティングもありました。
ただ、家族全員分の値段を考えると結構するので今回はやりませんでしたが、5才の息子に乗馬体験をさせてあげたかったので、GAOアウトドアセンターにて朝のうちに整理券をもらいお昼頃に乗馬体験をしました。
ポニーは3才から乗れて2,500円、大人の馬は5才から乗れて3,500円と値段が違うのですが、ポニー代しか払っていないのに乗馬の係の人が大きい馬に乗せてくれるというサービスが嬉しかったです⭐️
乗馬の後は、もうひたすらこの広い大自然の中走り回ったりタンポポの白い綿毛を飛ばしたりナナカマドに触れたり牧草ソファーに腰かけたりと自由な時間を過ごしました。
散歩中ヤギを発見。
こんな感じで我が家は一泊二日のトマム旅行を終了しました。
まとめ
雲海
今回初めて星野リゾート トマム旅行を体験して、雲海テラスから綺麗な雲海が見られる確率はかなり低いという事を思い知らされました。
しかし、もし雲海が現れる瞬間に雲海テラスにいたら、二度と見られない美しい光景を目にする事が出来るのだろうと想像するだけで再チャレンジをしたいなと思うのです。
宿泊ホテル/トマム ザ・タワー
また、宿泊したトマム ザ・タワーは凄く綺麗で、赤ちゃんや小さな子供への配慮もあった作りとなっており、ちょっとした打ち上げ花火やキャンプファイヤーでスモアを作るなどといったホテルのサービスは非常に良かったなと思います。
レストラン
レストランに関しては、バラエティー豊富でどこで食べたら良いか迷いますが、森のレストラン(ニニヌプリ)のままらくだビュッフェカートは便利過ぎて最高でした!!是非日本全国のモールにあるビュッフェダイニングで採用して欲しいです。
アクティビティ
雨の日でも楽しめるミナミナビーチ&温泉があり、晴天の日は富良野までラフティングをしに行ったりホテルの目の前で乗馬体験したり、外で思いっきり走って遊べる大自然があるというのは都会ではなかなかできない貴重な体験。
次回は子供達がもう少し大きくなってから再チャレンジしたいです。