布マスクを作っているロサンゼルスアパレルの工場がコロナ感染によりシャットダウン
Los Angeles Apparel(ロサンゼルスアパレル)の工場では新型コロナ感染拡大により大人から子供までを対象としたカラフルな布マスクを作って販売してきましたが、7/10/2020の時点で300人以上もの従業員が新型コロナに感染、4人が死亡していた事が発覚し工場がシャットダウンされました。
Los Angeles Apparel
実は6/27/2020にも一度工場がシャットダウンしており、この時で既に151人が陽性結果でした。従業員同士の距離が十分に保てておらず、マスクを着用していない人も写真を見る限り結構いるしパテションなどが設置されていないのでガイドラインに違反していると指摘されていた。
Brian van der Brug / Los Angeles Times
リテール業界は3月中旬にシャットダウンされて以来オンラインでの注文しか受け入れられない為、チャプター11(連邦倒産法第11章)を申請する会社が相次いでいる。つい先日、ワイシャツで有名なブルックスブラザーズやアメリカにも進出している無印良品などもチャプター11を申請したばかり。
こんな最悪な経済状況の中皆考える事は同じで、「布マスクを作って販売すること」が今を生き残る唯一のサバイバル法みたいな動向である。もちろん布マスクだけを売っていても赤字だろうが何もしないで倒産をするよりはましだ。
しかし、コロナの感染者が300人以上も出た工場で作られた布マスクを買いたいという人はいるだろうか。